- 本科
- 「組紐を知る」
本科では組紐の基礎知識・技術を身につけていただきます。知識の面では「組紐とは何か」「組紐を組む台の種類や特徴」などを学び、技術面では、初心者の方でも扱いやすい「角台」を使用して「糸の扱い方」や「指の動き」などを覚えていただきます。約3ヶ月間の内に10本ほど作品を仕上げていただきます。
当学院では「豊縄(ほうじょう)流」と呼ばれる流派に基づき組紐を学び進めております。他流派様と大きく違う点として、組紐を組む際の組み方、使用する台などにおいて特に規定や規則が一切ございません。講師も生徒も楽しみながら組紐の広く深い可能性を知り、学び、そして培った経験や喜びを皆で分かち合い、広め合うことが、本流派のモットーであり、最大の特徴でございます。
本科では組紐の基礎知識・技術を身につけていただきます。知識の面では「組紐とは何か」「組紐を組む台の種類や特徴」などを学び、技術面では、初心者の方でも扱いやすい「角台」を使用して「糸の扱い方」や「指の動き」などを覚えていただきます。約3ヶ月間の内に10本ほど作品を仕上げていただきます。
期間 | 3ヶ月(12回) |
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主な授業内容 | 角台を使用して丸組み帯じめの基本をマスターします。夏帯じめも含め10本の手組み作品を仕上げます。 |
取得免許 | 豊縄流 組ひも 3級講師 免許 |
専科では主に使用する台が初心者向けの「角台」から多種多様な組み方が出来る万能な「丸台」へ変更になり、扱う動作が増えることで集中力と観察力が養われます。専科では丸台の中でも比較的簡単な組み方を学び、作品を仕上げていただきます。
期間 | 3ヶ月(12回) |
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主な授業内容 | 丸台を使用して、平組み帯じめの基本をマスターします。女物羽織紐を含め10本の手組み作品を仕上げます。 |
取得免許 | 豊縄流 組ひも 2級講師 免許 |
師範科では専科で培った技術を更に深く推し進めます。引き続き丸台を主に使用し、専科で習ったものよりも複雑で高度な組み方を学び、約3ヶ月間で11本ほどの作品を仕上げてまいります。また師範科のカリキュラムを終えますと、「組紐技能師」としての活動が認められます。
期間 | 3ヶ月(12回) |
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主な授業内容 | より高度な平組み帯じめにチャレンジします。(角台・丸台)夏帯じめ・女物羽織紐を含め11本の手組み作品を仕上げます。 |
取得免許 | 豊縄流 組ひも 技能師 免許 |
組ひも技能師としての活動が認められます。
高等師範科では主に使用する台が「綾竹台」へ変更となり、「綾竹台」の基礎技術を学んでいきます。組み方は今までより更に複雑なものになりますが、それにより薄く、美しい柄の帯締めを組み上げることが可能となります。
期間 | 3ヶ月(12回) |
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主な授業内容 | 綾竹台を使用することにより、うすく、より美しい柄の平組み帯じめができます。男物羽織紐を含め、10本の手組み作品を仕上げます。 |
取得免許 | 豊縄流 組ひも 1級講師 免許 |
助教授講座では「綾竹台」を使用して更に深く高度な技術を学ぶに加え、「符号」などの専門知識も身につけていただきます。約6ヶ月間で22種類の柄の平組み帯締めを仕上げ、当過程を終えると「組紐開業認可資格」が得られます。
期間 | 6ヶ月(24回) |
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主な授業内容 | 綾竹台を使用して、さらに22種類の柄の平組み帯じめにチャレンジします。 |
取得免許 | 豊縄流 組ひも 助教授 免許 |
組ひも開業認可資格が得られます。
教授補・教授講座では「綾竹台」の親とも言える本格的な組台「高台」を使用します。今まで培ってきた集中力・観察力・判断力・想像力を駆使し、「高台」で組紐を組むことにより、きめ細かい最高級の作品を作り上げることが可能となります。また、当過程を学ぶことにより「豊縄流教授名号」が与えられます。
期間 | 6ヶ月(24回) |
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主な授業内容 | 高台を使用して、さらに36玉から60玉の帯締めを組みます。 |
取得免許 | 豊縄流 組ひも 教授補 免許 |
豊縄流教授補名号が与えられます。
期間 | 6ヶ月(24回) |
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主な授業内容 | 高台を使用して、58玉から68玉の帯締めを組みます。 |
取得免許 | 豊縄流 組ひも 教授 免許 |
豊縄流教授名号が与えられます。
※本格的な組台(高台)を使用することにより、きめ細かい最高級の作品ができます。 ※ご都合に合わせて授業を振り替えることが可能です。
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